先日、毎月参加している不動産投資予備校で中邨宏季さんの講演を聴きました。
内容は国内不動産から海外不動産へのシフトや、世の中には多様な金融商品があるのでそれらも比べて投資すべし、という感じでした。
若いのにとても行動力のある方で、とても勉強になりました。
全体的にはスケールの大きな話ではありましたが、細部で気になった部分が。
それは初期の頃、中邨さんは国内不動産を転売して資産を増やしていったというくだりです。
その話が数日、頭の中でグルグルしていました。
そうすると、僕の成田の借地物件を売ってみたらどうだろう?という考えが持ち上がりました。
成田物件は家賃収入の柱ですし、あまり短期で売ると譲渡税も高いので売却は考えすらしませんでした。
ところが、いざ売却すると次のメリットがある事に気が付いたのです。
- 成田の物件は抵当権が付けられなかったため、横浜のワンルームを担保に融資を引いている。ということは、売却しても一括返済する必要は無い!
- 借地物件は土地の価値が無いので、売却する事によって銀行評価が高まる可能性がある。
- 皮算用すると、売却で融資返済なしだと1千万程度のキャッシュが手元に残る。繰り返すけど皮算用だよ!
- 売却したキャッシュを頭金にして、さらに大きな物件を購入するチャンスができる。
- 今度法人を設立する予定なので、得られたキャッシュで小ぶりな物件を法人で買って、実績を積む選択肢もできる。
デメリットとしては、月々の家賃収入が減ってしまう事、数年後に売った方が投資としての手残りが多い、といったところでしょうか。
とは言え、時間=命です。
早めに回収して上記メリットを享受する方が新たなステージに行けそうな気がしています。
不動産屋さんに連絡した所、いくらか苦言もありましたが早々に出品してくれましたw
高めで出しているのでそうそう売れる物ではありませんが、数ヶ月様子を見てみようと思います。
売れなくても毎月家賃収入が入ってくるのが不動産投資の良いところですしね。